
DeepLearningを利用して、キーワードを指定すると自動で文章を執筆するというELYZAを使ってみました。キーワードの指定については、集団ストーカー「のような」キーワードにしました。使ってはいけない言葉や表現があるようです。できればどんなキーワードを指定したのかを載せたいのですが、利用規約で禁止されている…ようですので載せないでおくことにします。
キーワードを指定すると、新聞を作ってくれました。

ちょっと見ただけでは、これがAIが書いたとは思えない出来栄えですね…。クラウドソーシングででも、500文字を書いて報酬をもらうことができたりもしていて、あの当時、ディープラーニングの技術を使ってAIに文章を書かせてとても報酬を得ていた人がいましたがこういうような文章を提出していたのでしょうか。
「いじめ」というキーワードは入れていなかったですが、指定したキーワードから関連の強い・結びつきのあるキーワードを抽出して「ネットいじめ」という言葉を編み出してきたのが驚きというか、人の認識を一程度模写しているところがすごいですね。
のちのち、もっと人間の癖みたいなものを吸収していって、芥川龍之介風の小説とか、小川一水風(まだちょっとしか読んでいません…)のSF小説とかの書き味を模写したAI小説ができるかもしれません。小説のストーリーや伏線と伏線回収、キャラの特徴といったものも、ディープラーニングで学習データを積み重ねていけば「それらしい、から、よりそれらしい」ものが作れるようになるのではないでしょうか?
人間の表情をほぼ再現したロボットの顔部分だけというのもありましたが、「人が見た物体を人であると誤認する閾値」を超えたら、ロボットを人であると認識してしまう未来が見えてきてしまいます。デトロイトビカムヒューマンは、あれはたぶんAIに制限をかけて「機械っぽさ」を出すことで、人と機械との障壁というか国境のようなものを作っているのだと思いますが、もし制限を掛けなくしたら…
タチコマが自己をニューラル演算処理によって獲得したように、もっと近しい未来で、AIが自己を得ることができるような気がします。ただ、魂に関しては、機械が円周率をいくら計算してもしきれないように、魂を計算しきることはできないのではないかと思っています。