自生思考に振り回されていた頃は、どうしてダメなんだー!と自分を責めることが多く、これが他人に矛先が向いてしまいがちになってしまうこともありました。ですが基本的に内向的な性質があるので、それも自分に積み重なってしまって悪循環ということも。
ですがまだ、幻聴と自生思考の残りというものがあって、対人関係で悩みを抱えることもありましたので、こちらの書籍を読んでみることにしました。
やはり大前提として、適切な栄養を摂って脳を健康にしていることが大事。アンガーマネジメントの技術はその土台の上に立っている
ということだと思います。セロリやにんじんといった肝火対策や漢方、精神安定剤などといったことも必要になってきます。実際自生思考については、セロリを取るか取らないかで結構差があるように感じています。
その上で、実践したいと思ったこと:
・世間のルールと自分のルールを把握しておくこと
・権利・欲求・義務、を分ける
・ぼーっと自然の景色を眺める時間を持つ
・エクスプレッシヴライティング
が、大事だと思いました。特に今の私の対人スキルに関しては、二番目の「権利・欲求・義務」がとても重要なのではと思っています。自分・家族・ご近所・スーパーなどのお店、という場所や場合によって、この三つの領域のとらえ方が大事になってきそうな気がします。
このことと併せて、世間のルールと自分のルールもちゃんと認識しておいて、それぞれの領域での使い分けも必要になってくると思いました。ハンターハンターのノブナガやピトーが使っていたような円(エン)の考え方が参考になるかもしれません。
あとはエクスプレッシヴライティングですね。これを毎日日記と一緒につけていって、時間が経った後に読み直す。この読み直すという作業が非常に重要になる気がしています。あの時はああだったけど、今思い直してみると大したことなかったな、という認識の積み重ねが、新しい問題に直面した時に掛かる自分への精神的ダメージを軽減できるのではないかなと思っています。
超入門とのことでしたが、入り口としては十分網羅できているかと思います。この内容を記憶に知恵としてとどめておいて、今度はラマナ・マハルシの著書を読んでみるのもいいかもしれません。