「レジリエンス入門」(著:内田和俊)を読みました。

幻聴が強くきていたこの最近、一時間の間に30回以上声がアクセスしてきていたのでストレスが溜まっていました。でも、幻聴に悪感情を持つといけないと思って相手に悪いことを思わないように努めていました。ですが、やはりストレスはストレスで普段はある程度のところで流せることを流せずに、悶々としておりました。神経過敏みたくなっていました。

そこで、以前読んでいた本で何かないかと思って見つけたのが、レジリエンス入門です。この書籍を読んで良いなと思ったのは、

・完璧主義から、最善主義
・マルチタスクは認知機能を弱める
・腹式呼吸
・視点を増やす

といったことでした。特に、一番上の完璧主義からの最善主義は、ああ!確かにそうだった…と深く私の心に響きました。といって適当がよいわけでもなく、今ある現状の中での最善を尽くすということなのですが、ここ最近考えていた、「これで十分 vs これぐらいでいいか」問題もこれにあたると思います。ちょっとした違いではありますが、やり切った感は前者の方が強いと思います。

マルチタスクについては、できればシングルタスクといきたいところですが幻聴があると音楽やテレビやら、気を散らす必要がでてくるのでなかなか難しいです。ただ、無かった9日前の辺りでは一日の終わり頃にたき火の動画を見てぼーっと考え事をまとめたり整理したりしていました。きっとこの作業は人生に於いて非常に重要な要素なのだと再確認しております。

腹式呼吸はいわずもがな、自生思考にも好影響でしたので一日3分ででも続けたいと思います。幻聴がまた落ち着いて全くない状態になったら、再度徐々に組み入れたいところ。視点を増やすというのは、エクスプレッシヴライティングによってちょこちょこ増やせると思います。

いろいろと生活に組み入れたいことがありますが、今は「最善主義」、これを目途にしていってみたいと思います。完璧主義は完璧主義で、漏れが出てしまうような気がしています。う~ん、完璧主義も損ですね…。

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