「鎌倉・大船の老舗薬局が教える こころ漢方」(著:杉本格郎)を読みました。

引き続き漢方の書籍を読んでいます。精神系の漢方の生薬は何種類も試みているのですが、症状を悪化させるものもあったりして、そこの見分けを飲まずにわからないかと思って読みました。

やはり牛黄は万能…

この書籍では何度も牛黄について触れられています。牛の胆のうにできた結石を指すのですが、さまざまな諸症状にこの生薬の提案がされていました。ただ私としては牛黄はかなり値の張る生薬なので、牛黄と同じ効果を別の安価な生薬で実現できないかなとは思いました。

傷寒論を読みに行くしかないかもしれない

個人的には、もっと具体的な処方例が知りたいのです。この患者さんの最初に診た時の証がこれで、こういった身体の特徴が観られていたのでこの生薬を処方。1ヶ月飲んでみてもらった報告を受けて、これは外した方がいいなと生薬を一つ削った。というような実例があったらいいなと思うのですが、やはりこれはYoutubeで開催されている漢方.JPさんのところで別途聞くのが一番手っ取り早いかもしれません。

あるいは、傷寒論を一度読んで見るか。おそらく翻訳版などもあると思いますので、探して機会を見つけて読んでみたいと思います。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です