気滞の状態を改善するのに、薄荷だけでは足りなかった説。枳実追加で自生思考とイライラが改善されたように思います

(2022.12.25追記)
今現在使用している漢方の生薬や薬膳については、現行最新バージョンの記事があります。こちらを参考にしていただければ幸いです。

(追記おわり)

今使用している漢方の中で、補気を狙ったもので人参・黄耆・白朮を大目にしています。ここ1週間の経緯としまして、

1:柴胡を追加して1ヶ月ほど。日中のコミュニケーションに支障が現れる
2:柴胡含むメインの漢方セットを寝る前のみにして、朝・昼・夕方は地黄湯のみにする
3:日中は良い。朝はいまいちだが段々改善されていく→柴胡が原因では?
4:柴胡を抜いたメインの漢方セットを一日3回飲むようにする。
  このぶんにはコミュニケーションの支障はなさそう
5:しばらくこのセットで行く。

柴胡が自生思考を緩和していた体感がありましたので続けていたのですが、人と接している時、なにかこう齟齬が生じるようなことが何度もありまして、柴胡ではないか?(精神系に作用する生薬でもあるので)と思っていたのです。

そこで柴胡を外してみたところ、1日目辺りからすぐコミュニケーション能力がもとに戻っていました。日中の地黄湯も効果があったと思います。去年夏頃に地黄を大目にしていた時も、妙にポジティブに会話ができるなと思っていたのです。

6:自生思考がちょっとでてきているような気がする。柴胡を外したからでは?
7:理気に関わる症状が現れているような気がする。理気→陳皮でもいいらしい、やってみよう
8:食欲が強くでてきてしまう。陳皮を外す
9:以前四逆散の方剤を購入していた時のパックを開封して飲んでいた枳実を試してみる
10:イライラがかなり軽減されている。自生思考の煮立つような感じも少なくなりました

ジプレキサがアメルに変更された時点でも食欲はかなり改善されていたのですが、陳皮を開始した辺りから妙にお腹が空くなと感じていました。実は粉しょうがで紅茶を飲んでいた時もそうだったのですが、もともとジプレキサで強くなっていた空腹感を1.2倍ぐらいには引き上げていたのかもしれません。

そこで枳実という、理気の生薬としては強く作用する生薬がありました。柴胡を使用していた辺りでもたまに入れてみるかと思って追加してみたりしていたのですが、その時の状態としては悪くはなっていなかったので使ってみようと思った次第です。

やはり気滞でイライラしがちになっていたのでは?

というのが今のところの私の見立てです。間違っている可能性も十分ありますが、人参・黄耆・白朮は多めに使っていたことから、薄荷だけでは足りなかったのではなかろうかと思っています。柴胡も理気作用がありますが、柴胡+薄荷のタッグでうまく疏肝解鬱・理気がうまくいっていたのを外してしまったがために、理気作用が弱くなり、気滞とのバランスが崩れていたのではないかなぁと。

ちなみに、何故か枳実では食欲増進はみられませんでした。陳皮よりは弱いのかもしれません

同じ柑橘系の生薬ですし、健胃とあったので食欲を覚悟していたのですが、この枳実は食欲は強くなりませんでした。今、Youtubeで動画を出しているIshiguro先生の紹介していたバターコーヒーを朝・昼に飲んでいますが、バターコーヒーのおかげもあってか15時半現在、特別食べなくてもいいなというぐらいで食欲が落ち着いています。

バターコーヒーは一時期ブームになっていて、今は完全に消えてしまったようですが、Ishiguro先生や他のバターコーヒーのブログを書いている方は「調子がいいので続けている」と言われています。朝にパンを食べると一日を通しての食欲が上がる。バターコーヒーの場合は食欲は上がらない。という理論がありましたが、確かにパンを食べた日は食べに行きやすい感じはあったんですよね。

でもまた何か変化するかもしれない…

ではあるのですが、今現在としてはまたひとつ改善ができたようで嬉しく思います。朝のバターコーヒー、いいですよ!昼もバターコーヒーにすると、昼食後の眠気が来なくなりました。睡眠時間も、空腹時間を増やすことで減っていくと言われていますので、一日6時間ぐらいにならないかなぁ、と期待して続けてみます。

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