
ジプレキサを飲んだ者は9割体重増加に悩まされますが、私もごたぶんに漏れず毎年体重を増やしてしまっています。そのたび、運動、筋トレ、糖質制限、ゾニサミド(エクセグラン、痩せ薬と言われています)など試してきていましたが、やはり、増えていってしまっています。
(2022.12.24追記)ジプレキサについては、現行最新版の対策記事を読んでいただければと思います。今のところの私のオススメはヒスチジンです。ただし私の場合は幻聴がうっすらでてきていましたので(量の調整で改善)服用量にはお気をつけください。
(追記おわり)
この数年間、色々試行錯誤してきていたこともあり、食欲抑制のレパートリーは少しずつ増えていっています。ので、その中で有効だったものを採り上げていってみようと思います。
- 朝に散歩をする、毎日ランニングマシンで30分歩く
- にんじん、りんご、こんにゃく、食物繊維セットのスムージーを飲む
- 普段の飲用水に食物繊維を入れて飲む
- 短鎖脂肪酸になるMCTオイルを寝る前に飲む
- (セロトニンを増やすため、ストレス低減)GABA、トリプトファン、ビタミンB群、ビタミンB6、ナイアシン、ビタミンCを摂取する
- 漢方で白朮を用いる
- 病院でビオフェルミンを出してもらい、寝る前に多めに飲む、日中も食物繊維と一緒に飲む
朝に散歩をする、毎日ランニングマシンで30分歩く
これは、樺沢紫苑という精神科医の先生がYoutubeで動画を出していて、ストレス耐性が付きやすくなり、レジリエンス(ストレスからの回復力)を高めるのに朝の散歩がいいとのことで試してみています。自生思考にも何らかの好影響があるのではないかとも思っていますが、自生思考には別のアプローチが必要な気がしています。
散歩もウォーキング30分も、どちらもストレスホルモンのコルチゾールの分泌バランスを整えて、普段生活をしてストレスを感じた時のコルチゾールの分泌を低下させるようです。私は結構な量のジプレキサを服用しており、そのためストレスは「見えないようにされている」のだと思うのですが、見えないだけで実はストレスは存在していて、それに対して対処をする必要があり、対処する必要があるのではなかろーかと思って続けています。
なんとなくではあるのですが、つらいことがあった時も落ち込み過ぎないというか、つらいことを受け入れる容量が増えたような気はします。
そして、見えないが存在しているストレスを減らすということは、それはストレス発散のために行う食事の量を減らすことにもなると思います。実際、コルチゾールは食欲抑制ホルモン「レプチン」を減少させてしまい、抑えが効かなくなったために過食ぎみになるということは言われています。
なので、レプチンを減らさないために、朝散歩・ウォーキング30分は有効である。そう思っています。
にんじん、りんご、こんにゃく、食物繊維セットのスムージーを飲む
これは、10年近く前からずっと毎日使っているバイタミックスで作っていましたが、ここ一ヶ月ほどは腸内にあるGPR41という受容体に短鎖脂肪酸が結びつくとPYYという食欲抑制ホルモンの分泌が促されるとのことで、短鎖脂肪酸の元になる食物繊維セットをスムージーに混ぜて飲むようにしています。入れるのと入れないのとではどろどろ具合が違うのか、腹持ちがして次々食べようという気にはならなくなりますね。
食物繊維セットは、私は、
- イヌリン
- 難消化性デキストリン(イヌリンと難デキが短鎖脂肪酸になるようです)
- サイリウムハスク
- レジスタントスターチ
- ココア(別記事で読書スピードの向上で採り上げていました)
バイタミックスはかなり音が大きので、一戸建ての住まいでないと厳しいかもしれません。
これをビニール袋に入れてしゃかしゃかして混ぜて、容器に入れて都度スプーンで掬って入れています。レジスタントスターチは腸内環境を整える効果があり、アレルギーが軽減したレビューがあり、サイリウムハスクはスムージーがどろどろになります。不溶性食物繊維なので、腸内の老廃物を絡め取ってくれるように思います。
普段の飲用水に食物繊維を入れて飲む
これは、大量に飲んだらどうなるのか?を以前検証しており、今回はどうだろうと思って大量に作って常時飲んでみていたのですが、合計30グラム近くちびちび飲んでいたところ、胃の不快感から始まり翌朝は若干の寒気を感じ、朝起きてきても長い時間横になる事態になっていました。量の多すぎはやめておいたほうがいいです。
なので、飲んでいる蒸留水に少し入れて飲むようにしたらいいと思い、ダイソーにある長細い300mlぐらいの容器に水とイヌリン・難消化性デキストリンを入れてしゃかしゃかして溶かし、都度少量追加で入れて飲んでいるようにしています。さほど即効性はありませんが、長く続けていたらGPR41にじわじわ効いていくのではないかと思って続けています。あと、口渇対策のために葛粉も入れています。
重ねていいますが、量の多すぎはだめです。
短鎖脂肪酸になるMCTオイルを寝る前に飲む
これもGPR41狙いですが、朝起きた時の食欲を減らす目的でも飲んでいます。昔は糖質制限や完全無欠コーヒーをしていて愛用していましたが、糖質を制限しすぎると寿命を縮めるという怖い話を聞いたきり、しないようになりました。いつも食べているご飯の量を半分にし、パン食をやめるぐらいの気持ちで十分だと思っています。
MCTオイルは、空きっ腹には若干の胃もたれのような感じがありますが、気持ち悪くなったり吐き気を催したりするほどではなく、翌朝にはいい感じの食欲のフラットさになってくれているので、GPR41ではないかもしれないですが効果はあるのかなと思っています。
・仙台勝山館MCTオイル360g(C8Maxもいいですが無難な仙台勝山を選んでます)
(セロトニンを増やすため、ストレス低減)GABA、トリプトファン、ビタミンB群、ビタミンB6、ナイアシン、ビタミンCを摂取する
これらは昔から飲んでいるサプリで、メガビタミン療法を実践していく中で取り寄せて飲むようになりました。GABAは焦燥感の低減、トリプトファンとビタミンB、B群、ナイアシンはセロトニン産生量の増加、ビタミンCは抗ストレス、抗酸化作用を狙ってのものです。これらは主に幻聴や自生思考対策のために使用していますが、食欲にはあまり関わっていないような…気がします。ただ藤川徳美先生の記事によれば不安感の減少ということが書かれていますので、これも見えないストレスに対して効果があるものと思っています。
漢方で白朮を用いる
ダイエットとして白朮が用いられているという話を読んでから、白朮を漢方セットに入れて飲んでいますが飲み始めた当初は確かに食欲低減の実感はありました。が、それも1年と過ぎていく中で慣れてしまったのか、あまり効いているという感じではなくなっています。ですが、止めたら食欲が出だしてくる、ということは十分考えられます。
病院でビオフェルミンを出してもらい、寝る前に多めに飲む、日中も食物繊維と一緒に飲む
ビオフェルミンは腸内細菌を整えるためと、プロテインを飲むことによっておならが臭くなることを防ぐことを目的に処方してもらっています。この記事を書いている間に調べていたら、ビフィズス菌といった善玉菌が作る酢酸というのは短鎖脂肪酸だそうです。であれば、ビオフェルミンもGPR41にはたらきかけて食欲低減に一役買ってくれていると見てよさそうです。これも、即効性はないもののじわじわ効いてくることを目的に続けています。1割負担ですと、市販されているものを購入するより費用を少なくできます。
まとめ
・GPR41を利用する
・見えないストレスを減らす
・運動でコルチゾールが低い人生にしていく
最近は、運動が食欲を減らしているように感じています。70kgを目指してがんばっていこうと思います。ジプレキサを飲んでいる方が少しでも体重を減らせますように、他にも良い対策があれば探してみようと思います。