草葉のステップを踏んで
季節は風の道を行く
一つが無数へと湧かれ
無数が一つへと細分の漏れなく合わさって
道を辿りながら行き
行きながら遡る
問いは答えに
答えは問いに
忘れるように憶えていて
憶えるように失っていて
風は季節を巡り
星の記憶を想い出す
まるで幾層にも重ねられた
円い本の貯蔵庫
層を経る事に葉に濾されて
子音と母音の間と間を通り
古くて新しく
新しく古い
まるで今のように懐かしい
足音と足跡達が
雨のタップダンスのように
拍手を奏で続けている
草葉のステップを踏んで
季節は風の道を行く
一つが無数へと湧かれ
無数が一つへと細分の漏れなく合わさって
道を辿りながら行き
行きながら遡る
問いは答えに
答えは問いに
忘れるように憶えていて
憶えるように失っていて
風は季節を巡り
星の記憶を想い出す
まるで幾層にも重ねられた
円い本の貯蔵庫
層を経る事に葉に濾されて
子音と母音の間と間を通り
古くて新しく
新しく古い
まるで今のように懐かしい
足音と足跡達が
雨のタップダンスのように
拍手を奏で続けている