「肝機能の数値が悪い人がまず最初に読む本」を読んでみました

肝臓をいたわりましょう

肝臓の機能低下に伴って、肝機能を改善させるために何ができるのか?と思い、Amazonの読み放題で見つけたこの本を読んでおりました。ページ数は160ページほどで、さまざまな肝障害の特徴や治療法を取り上げてくれていて、なるほどなと参考にしていました。

今は肝機能は正常化したのでいいのですが、まず、数値が跳ね上がっていた時の検査結果を参考にして、AST/ALT/γ-GTPの値を見てみていたのですが、私の場合はALT>ASTでしたので、脂肪肝か慢性肝炎を疑った方が良いとのこと。去年の検査では中性脂肪が基準値よりかなり高めになっていましたので、おそらくは脂肪肝だったのでしょう。それに加えてウコンを飲んで薬剤性肝障害に至り、肝臓の数値に異常値が出たものと思われます。

ウィルスが原因のものにはどんなものがある?

A型、B型、C型、加えてB型の細胞を真似るD型と、生肉を食べて感染するE型、そしてよくわかっていないG型があるらしい。A型とB型は同性・異性とHすることによって感染したり、入れ墨や注射針の使いまわしで感染ってしまうというケースがあるそうです。

C型肝炎については昔、訴訟のニュースがあったので覚えていますが、輸血用の血液が原因で起きていたのではなかろーかと思っています。このC型肝炎というのがウィルス肝炎では一番危なく、20%から30%の確率で肝硬変や肝がんになっているのだそうで、おそろしいですね。

ウィルス性の肝炎では、肝臓の機能自体を助けるお薬を入れて肝機能を支えつつ、抗ウィルス剤でウィルスを叩いて倒すという治療法が取られているようです。それでも症状が進んで、肝臓が線維化したり肝がんになってきたりしてしまった場合は、ウィルスからがんへとターゲットを変えて、肝臓を切除したりがんへのエネルギー供給を止めるお薬を追加したりするとのこと。

あとは、ウィルス性の肝炎は一度掛かると免疫が作られるので、二度目はそうかからないようなのですが、稀に二度目に掛かるケースもあり、そのときは劇症肝炎というしんどい症状を呈することになるようです。気をつけておくべきところは、「性行為」「注射針」「刺青」、そして日常の食生活になってくるみたいです。

脂肪肝はどうやって治せばいい?

脂肪肝は、中性脂肪が肝臓にべったりと付いたものです。なので、痩せれば落ちる。でも私のようにジプレキサなどを飲んでいる場合ですとなかなか体重も落とせないもの。なので、以前取り上げていた食生活についての記事を参考にしていただければと思いますが、それでもできることは:

・運動する
・野菜をたくさん食べる
・大豆レシチンを摂取する(肝障害の治療で使われている、ポリエンホスファチジルコリンがこれに当たるのでは)
・抗酸化食品を取る(NASHの原因が酸化ストレスといわれているので、抗酸化の対策をしておけばリスクは減りそう)
・ビタミン系を万遍なく摂取する(ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE)。これは欠けがあったりすると機能が落ちるようなので、サプリとして摂取する場合は見逃さないようにしたいですね。

ということが上げられておりました。でもひとつ気になったのは「朝食抜きはだめ」という項目で、ここに関してはオートファジーと栄養との兼ね合いがあるから、一概に朝食抜きはダメとは言えないんじゃないかなぁと思っています。お腹が空いている時間を作ることによって脂肪が分解されるわけですし、となれば中性脂肪を減らす一助にもなっていると思われるので、ここは議論のしどころではないかと思います。

肝臓の数値が危ない場合はどうしたらいい?

いろんな薬があるようです。強力ネオミノファーゲンシー、ウルソ、プロヘパールといったお薬があるようで、前者の2つは漢方生薬の甘草、に含まれているグリチルリチンがメインになっています。注射するか、飲むかの違いらしいですが、注射した方がよく効くのだそうです・・・でも毎日一本打たないといけないのはつらそうです・・・

他には、アルコールが原因の場合だったら休肝日を設けて肝臓を休息したあげたりすることも大事。肝臓は、ベンチで30分横になっているだけで血流量がグンと伸びるそうですので、働きすぎに注意して、ひたすら映画を横になりながらまったりし続けるのも対策の一つになるのではないでしょうか。

まとめ:初めての人には良い本

今回、肝臓の数値悪化のためにこの本を読んでみましたが、全体的に網羅していて、詳説すべきところはちゃんとかいつまんで説明してくれていたのが良かったです。血液検査の項目についても表を作って説明してくれていたし、肝臓が悪化した場合に取りうる治療法も、たぶんメジャーになっている治療法を取り上げていたのかなと思いますが網羅していたところも良かったです。ただ、実際に治療をした患者さんのデータを挙げて、

・ウィルス性の肝障害の患者さんの場合はこういう治療をしてよくなった
・アルコール性の肝障害の患者さんの場合はこういう投薬をした
・肝がんに進行してしまった患者さんへの治療と食生活の指導、それらのうちどれが一番効いたのか

といった、現場の臨床結果も織り交ぜて書いてくれていたらなおよかったと思います。でも総じて良い本ですので、肝臓のことをとっかかりでいいから知りたいという方にはオススメできる本と思います。

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