佐藤優さんの本「読書の技法」を読んで、メモをしつこく取ってみた

読書をするぞー!というやる気そのものについては、
御岳百草丸で改善されています。やっぱりDHEAの効果が
出ているのでしょう。

学習関係になります。これまでの間、ノートをきちんと取るぞ!という気持ちにはなっていてもマインドマップを作って満足してしまったり、中途半端に投げて終わりにしてしまっていた面があり、知識の定着率が低いままでした。

しかし、佐藤優さんという方の「読書の技法」という本を読み、これまでの自分のノートのとり方を改めようと思った次第です。詳しくは佐藤優さんの本を買って読んでいただければよいですが、かいつまんで説明すると、

・開始30分?2時間で目次と本全体を速読(目で追うだけでもok)して、気になったところ、引っかかるところがあったらポストイットを貼って、自分だけのインデックスを作っていく
・熟読していく。その際にここは重要と思ったポイント、疑問に思ったポイント、ここ、理解できてないねぇといったポイントはノートに丸写ししていく
・使用するノートは、通常生活でメモする用途のものも合わせて一冊のみにする。私は100均のA5ノートを使いました
・よく理解したいと思う基本書、参考書、重要な本は一回の通読だけでは済まさずに2回3回と読み直す。一回通読しただけでは、「読んだ気になっているだけ」症候群に見舞われてしまう(ここはグサリときました)

このような塩梅です。お気軽に手軽に素早く取り入れた知識は、基盤が弱いので時間という川の流れに押し流されて忘却の海に沈んでいってしまう、というところでしょうか。深く理解していればいるほど、得たいと思った知識は流されずに長く残り続ける。フォトリーディングを続けていた私には耳の痛い話でした。

やってみてどうだった?

まず、ノートが一冊でいいというのは面倒にならず済むのが良いです。読んでいる本のメモを取りつつ、日常でのタスクも並行して書いたりしていますが、その時の記憶が学習記憶と適宜反応しあって、記憶が呼び出されやすくなっている、という感じがしますね。これが、英語ノート、小説ノート、といった感じで別れていたら面倒に感じてやめていた可能性大です。

基本書については2度3度と読んで理解を深めていくつもりで今一冊取り組んでいますが、速く速く読もう読もうとするばかりに立ち止まって深く考えることをしていない自分が浮き上がってきていました。まぁ、幻聴に急き立てられて熟読どころではなかったということもありますが、今している熟読は身になっているなと思います。

ノートを見直すというのもポイントになります。日常のメモも散りばめられているので、学習の記憶と、日常生活の思い出し記憶が相乗効果を生んでいる感じもあります。このあたりに、実用できる実践力がある記憶が蓄積されていっているなと実感しています。

あと、TODOリストも一緒に書いていますが、これは箇条書きにして「・」を濃く付けておいて、し終えたら100均のはんこをぽんと押して「済」にしています。勉強する間だけが勉強の時間ではなく、生活の中にも勉強の機会はある、そんな気がします。

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