
長らく幻聴の症状に悩まされてきた私ですが、実は幻聴の他にも自生思考という症状も併発しておりまして、否定的な言葉や嫌な言葉が、私の場合ストレス負荷がかかると出てくるようになっています。
これまでしてきたこと
これまでの間にしてきたことは、
・抑肝散を飲んでみる
・運動を励行してみる
・セロトニンが足りないからだと思い、トリプトファンやナイアシン、ビタミンB群・B6を日々摂取する
・それが高じてメガビタミン療法にも手を出す
・パレオな男さんの著書を読んで、シンプル・ソート・レコードなどを試してみる
こういった対処をしてきました。でも、それでも上手くいかず。なかなか厳しい日々を送ってきていましたが、セルフ・コンパッションという、これもパレオな男さんが紹介していた認知行動療法ですが、これも実践してみたところ、出てきづらくなってきている手応えがあります。
どういう時に自生思考は出てくるの?
それは、ストレス負荷が掛かった時ですね。ほんの少しの刺激だけなのですが、人と接している時の微妙?な「間」があるじゃないですか。その「間」って人それぞれそれなりの緊張感を大小問わず感じるのだと思っていますが、その時に出てくる感じです。あとは、これは昔あったことですが幻聴が出てくるとストレスレベルが結構上がりますので、幻聴のさわりみたいな、言葉・声・音、のうち音の段階のものがきたりすると出てきたりも。
あとは経験論的にですが、金属板で覆われたトタンの小屋ではない、自分の部屋で寝たりしていると出てきやすかったりもしていて、これは家電製品の出す微妙な音がストレス負荷の原因だろうと思っていますが、こちらの「言葉でも声でもない音」の問題に関してはサプリで丸っと治まっています。
では、どうやってセルフ・コンパッションをして対処をしたのか
ワークブックというのがありまして、パレオな男さんがオススメしておられた書籍ではなく若干薄めの本があります。これをテキストとして二週間の間は毎日30分、それ以降はたまに30分しつつ毎日15分だけというペースで続けていました。
「セルフ・コンパッションのやさしい実践ワークブック」これです。これをひたすらチャート通りに回していました。ほんとにこれ効果あるの?については、とりあえず実践してみてほしいとしか言えませんが、私はこの実践のおかげでかなり自生思考は楽になりました。身体と心はつながっているということで、自生思考は身体のどの部分に結びついているのか、またその体の部分を、心を開いて受容して、ただその感じを感じ続けるというものですが、
感じられるということは、こちらからもアプローチの道筋が立つわけで、そうしたらそのツテを頼りに、思いやりの言葉を掛け続けてあげるわけです。あるいは第三者の、信頼のおける人物を想像して、その人から思いやりの言葉を掛けてもらうのをイメージしたり、いろいろな手段をチャートを通して行っていきます。
そうするとですね、私の場合はお腹の辺りに自生思考のモヤモヤが感じられるわけですが、そのモヤモヤが、朝日を浴びることでスーッと消えていって、暖かさが残るみたいな感じになるわけです。最初実践した時は驚きましたが、実際セルフ・コンパッションをした後は一定時間自生思考が出てこなくなっておりました。
注意点があるとすれば、筆記開示をちゃんとすることです
で、長らく続けてきていたのですが、ある時期からイマイチ効果が無いなと思うようになりました。あとになってその理由が判明するのですが、テキストを用意せず、ノートも用意せずに実践していたのがよくありませんでした。テキストでは、チャートを進めるごとに「その時の感じをノートに書きましょう」とくるわけです。ですが、それを時間短縮のためだと思って頭の中でだけで済ませたりしていて、自分が感じていること、気づいたことを筆記開示していませんでした。そのために効果が出てなかったのかもと思って、今日は筆記開示アリでやってみましたが、今日はバッチリでした。やっぱり自分の感じていることをしっかりと感じてあげるのが大事で、そのためには筆記開示は不可欠であると思いいたりました。
といった塩梅で、今のところ自生思考とはうまく付き合えています。幻聴も来ることはほぼほぼないですし、気持ちを楽に日々過ごせています。ツイッターとかを見ていると、自生思考が治らない?というツイートを散見するのですが、そういった方がこの記事を見てもらえればなーと思っています。