
幻聴発症後、紆余曲折を経た結果…ほぼ最適解といえるサプリ群を見出しました(もちろん、処方されている薬は相談して決めた量をきっちり守っています。私の場合、十年以上前に薬を飲まなかった日があったこと、ヨガへの傾倒などのために幻聴が発症する運びになったという経緯があります)。今、幻聴で苦しんでおられるのであれば、紹介するサプリを飲むことで精神安定剤の効果をブーストしていくらかでも症状が和らぐのではないか、と思います。実験体は今のところ自分一人しかいないのですが。。。
幻聴対策のために飲んでいるサプリ
その一:トリプトファン。幻聴はセロトニンの流通量が少ないために起きる症状である。らしい。ので、それなら脳内のセロトニン量を増やしてしまえば幻聴もいくらかましになるのでは?と思って始めてみたのがトリプトファンです。NOW社のタブレットや国産の安眠用のサプリを試してみましたが、この二点では若干幻聴の出具合に差があり、現在はMARUGOさんのトリプトファンの粉末を購入して、小さじ1杯半ぐらいをプロテインシェイカーでしゃかしゃかして溶かして飲んでいますが、トリプトファンに関してはいまのところこれがベストです。
その二:ナイアシン。ナイアシンは、末梢神経を若干拡張して、栄養が細胞すみずみまで届けられるようにしてくれる。らしい。実際ナイアシンを飲むと、頭部の表面がちりちりしたような感じが感じられます。これが血管拡張の効果なのかなと思いますが、血管が拡張されるということは、脳内の毛細血管もまんべんなく、一時的にせよ拡張されているわけで、であれば・・・?日々飲んでいる精神安定剤の効き目も上がるのでは?と思って始めたのがナイアシンです。

その三:ビタミンB6とビタミンB群。この二点は、トリプトファンの吸収をよくするためのビタミン剤です。トリプトファンと一緒に摂取することで吸収効率を上げて、より脳内にセロトニンが流通するようにサポートしてくれる。らしい。一時的に飲まなかった時期などはなく、トリプトファンとナイアシン、ビタミンB系統はきらしていなかったので、ビタミン系を止めた時の幻聴の出具合は様子見できてないのですが、きっとトリプトファンの仕事を助けてくれているだろうと思い飲んでいます。

加えて、飲水を完全に蒸留水に切り替えた時に大きな変化が
そして蒸留水です。ぶっちゃけた話、上の三点で幻聴はかなり小さくなっていましたが、それでもまだほんの少し、微妙な感じで幻聴の気配というか、そういう表現のような幻聴が残っていたのです。蒸留水は前々から飲んでいたのですが完全に切り替えてはおらず、その状態が数年続いていたのですが、脳内の老廃物を積極的に排出する新しい精神安定剤があるらしく、確かピリドキサミンという名前だったような覚えがありますが、とあるサイトで知った情報では、腎臓病の患者さんが蒸留水に切り替えたらおしっこの出がよくなったという報告が結構あるらしく、ということは、血中の老廃物の排出に結構役立っているんだなとその時思っていましたが、蒸留水はカルキも何もない全くの純水で、何もその水の中には溶けていないわけです。飲み始めた当時では、三木一郎先生の提唱した蒸留水に天然の海塩を入れる方法があってそれを実行していました。
それを、完全に切り替えてみました。すると切り替えて二日目ぐらいの日、いつもの早歩きウォーキングをしていたら、顎の手術をしていた、左首から左顎、左耳の奥ぐらいに掛けて鈍痛がありました。この療法を紹介してくれていた方は蒸留水を始めて古傷が痛んだという話がされていて、じゃあ自分も手術跡が痛んだのかなぐらいの思いで、その日は途中で切り上げていたのです。
しかし…!
私は主に左耳から幻聴が来ていたのですが、幻聴のさわさわとしたような、何かがいるというような、言語に変換される前の音が全くしなくなりました。ついでにいうと耳鳴りもあって、これは幻聴のさわりになっていたので気になっていましたが、これも消えました。それ以来、これは蒸留水のおかげだなと思い、一日3リットルから6リットルぐらい、1リットルあたり海塩1グラムを入れて毎日飲んでいますが、幻聴がパーフェクトにゼロのまま、今は精神安定剤を徐々にではありますが減らせるようになっていっています。
蒸留水が奏効したのはどうしてなのか
たぶん、ピリドキサミンが排出してくれているという報告のある、脳内か体内に蓄積されていた特殊な老廃物が蒸留水に溶け込まされて、尿として出ていってくれていたからだと思っています。たぶんとか、らしいとか多い文章ですが、普通の水道水ではカルキが溶け込んでいるので、その件の老廃物が水の中に溶け込めないんではなかろーかと思います。そんなわけで、私は自分を実験体として、蒸留水とサプリを実行して幻聴ゼロ状態にまで持っていくことができました。まぁ薬をちゃんと忘れずに毎日飲んでいたとか、薬の効き目が現れてきたといった解釈もできるのですが、幻聴の精緻さや大きさが変化したタイミングがサプリの開始時期、蒸留水の飲水完全切り替えの時期とかぶるので、おそらくはサプリと蒸留水のおかげだと思っています。

飲んでいるサプリのおさらい
他にもいろいろ飲んでいるのがありますが、幻聴と耳鳴り関連で飲んでいるのは、
・MARUGO社の粉末のトリプトファン
・NOW社のナイアシン500mg(頭のちりちりが起きやすいのがNOW社のものでしたので)
・ビタミンB群とビタミンB6は、ナイアシンを買うiHerbにある他社製の製品。
(今はLifeExtensionとDIETARY SUPPLEMENT社のものを飲んでいますが、人気があるのかB6とB群は売り切れが多いです…)
蒸留水は、精製されたものや作る機械をAmazonでしんぴんを買ってもいいかと思いますが、メルカリでたまに中古品を出してる人がいますので、そちらから購入するという手もあります。今の私は4台(1台は新品、残りの3台は5000円〜8000円の中古)体制で、夜の電気代割引タイムを利用して一度に12リットル作っています。もし、耳に何らかの鈍痛か何かが起きれば改善の兆しと見て間違いない…と思います。
幻聴が最盛期だった頃は夢の中でも幻聴があって、よくあの状況でしのげてたなぁと感心するほどでしたが、今はこの通り!幻聴も耳鳴りもなくピンピンしていますので、真似してみたい方がいましたらどうぞやってみてください。絶対に効果があるとは言い切れませんが、10年ちょっと右往左往し続けた結果たどり着けたこのサプリと蒸留水。幻聴でお困りでしたらぜひお試しあれ。